特殊詐欺被害の心理:研究者の目(2)人は簡単にだまされる 無意識に錯覚、ゆがむ認識

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北川教授が例示したケーキの図のイメージ。奥にあるケーキの方が大きく見えるが、手前のケーキと大きさは同じ
北川教授が例示したケーキの図のイメージ。奥にあるケーキの方が大きく見えるが、手前のケーキと大きさは同じ

 細長く東西に延びた島根県の西端にある吉賀(よしか)町。2020年11月18日、知覚心理学を専門とする立命館大の北川智利(のりみち)客員教授は、地元の集会所で高齢者13人を前に、特殊詐欺の被害防止をテーマに講話した。

 その内容は一見、特殊詐欺とはかけ離れた印象を与える。

 北川教授は、テレビ画面に1枚の画像を示した。奥行きのある部屋を描いた絵。この部屋の手前と奥にそれぞれ、ケーキが一つずつ配置されている。見た目には、奥のケーキの方が大きく見える。

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