ワクチン乱立、世界で14種承認 開発中は110超、遅れる日本

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米ファイザーと新型コロナウイルスワクチンを開発したドイツのビオンテックの工場で作業する関係者=3月、ドイツ・マールブルク(AP=共同)
米ファイザーと新型コロナウイルスワクチンを開発したドイツのビオンテックの工場で作業する関係者=3月、ドイツ・マールブルク(AP=共同)

 世界で新型コロナウイルスワクチンの生産競争が繰り広げられ、乱立が進んでいる。カナダのマギル大によると、計14製品が既にいずれかの国で承認されており、開発中は110を超える。流行収束に向けた「切り札」として各製品の特徴への関心は高いが、変異株に対する有効性では差があり、変異に対応した新製品開発も始まった。

 日本は出遅れが目立つ。武田薬品工業や塩野義製薬が開発を進めるが、欧米大手の後塵を拝しており、開発体制の立て直しが急務。信頼度が比較的高い欧米製の入手が困難なキューバやカザフスタン、トルコ、イランなどでは、自国で開発する動きも広がる。