五輪の中止論理解も開催願う声 パラ選手、心境は複雑

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
無観客で開催された陸上東京パラリンピックテスト大会の女子400メートル(上肢障害T47)で力走する辻沙絵=11日、国立競技場
無観客で開催された陸上東京パラリンピックテスト大会の女子400メートル(上肢障害T47)で力走する辻沙絵=11日、国立競技場

 新型コロナの感染再拡大で揺れる東京五輪・パラリンピックは、開催可否に寄せる選手の意見にも注目が集まっている。メイン会場となる国立競技場で11日に行われたパラ陸上のテスト大会に臨んだ有力選手の多くは中止論が強まる現状に理解を示した上で開催を願う声を上げた。

 前回リオ大会の女子400mで銅メダルを獲得した辻沙絵は「選手として開催可否はコントロールできない」と前置きし「私自身も人生を懸けて取り組んでいる。生活も懸かっているし、遊びではない」と胸中を吐露した。一方、義足ジャンパーの中西麻耶は「人の命を犠牲にしてまで活躍したい選手はいない」と複雑な心境を明かした。