能代港湾内で洋上風力基礎工事 50メートルの杭など設置へ

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モノパイル(中央)を海底に立てるSEP船=能代港湾区域内、11日午後2時40分ごろ


 丸紅など秋田県内外の13社で構成する秋田市の特別目的会社「秋田洋上風力発電」(岡垣啓司社長)は11日、能代港湾区域内で洋上風車の基礎工事に着手した。「自己昇降式作業台船(SEP船)」を使い、「モノパイル」(長さ約50メートル)と呼ばれる杭(くい)などで構成する基礎部分を沖合に設置する作業を週末まで行う見通し。

 SEP船は、波の影響を受けないように船体を持ち上げて作業できるのが特徴。SEP船を使って商業運転を目的とした洋上風車の基礎工事を行うのは国内で初めて。今回は、区域内に設置する風車20基のうち、南端の2基のモノパイルを海底に打ち付け、その上に風車との接続部に当たる「トランジションピース」を取り付ける工事を行う。

 秋田洋上風力発電によると、2基の基礎工事は今週中に終了する予定だが、天候の影響などで延びる可能性もある。午後10時~午前6時は騒音防止のため打設作業は行わない。港湾内に設置する残り18基の基礎工事は年内に着手する予定という。

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