高齢者向け新型コロナワクチン接種、スピード加速へ課題山積

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 秋田県内で新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け接種が始まって1カ月。各市町村では徐々に集団接種や個別接種が本格化している。現場の声を聞くと、医療従事者の確保や、ワクチン供給スケジュールの不透明さなど、接種を加速させるには課題が山積していることが分かる。

一番の課題は医療従事者確保


 国は希望する高齢者のワクチン接種を7月末までに完了する目標を掲げる。接種計画の前倒しに向けてほとんどの市町村が課題に挙げるのが、医療従事者の確保だ。


 にかほ市は10日から集団接種をスタート。7月末までの完了は可能と見込むが「市内医療機関の医師と看護師が接種を担っており、通常診療の合間を縫ってお願いしているので負担を掛けている。スピードを加速するにはマンパワーが必要」と訴える。

 同じく10日から村国民健康保険診療所で個別接種を進めている東成瀬村。対象者は約千人だが、接種に携わる医師は佐々木聡診療所長だけ。「具合の悪くなる人が複数出ると、1人ではきついかもしれない」(佐々木診療所長)と懸念を口にする。

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