防災の日、高齢者避難のポイントは… 日赤短大・及川さんに聞く

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 26日は「県民防災の日」。日本海中部地震の発生から38年になる。地震などの災害で犠牲となる割合が高く、災害弱者と呼ばれるのが高齢者。有事の際に逃げ遅れることのないよう、高齢者が素早く安全に避難するためには、どんな備えが必要なのか。日赤秋田短大講師の及川真一さん(46)=防災教育=に、日頃からやっておくべきポイントを聞いた。

及川真一さん


 内閣府のまとめによると、2011年の東日本大震災では死者の約6割を65歳以上が占めた。突然の災害時に慌てないため、及川さんは「離れて暮らす家族や医療・福祉施設の担当者らと災害時の行動について普段から話し合ってほしい」と強調する。

 まず実践したいのが、自分なりの避難行動計画をまとめた「マイ・タイムライン」の作成だ。国土交通省や一部自治体のホームページから印刷できるほか、窓口でもらうこともできる。避難時の行動を時系列で記すことができるほか家族の避難場所や持っていく物などを記載できるので、イメージしやすいという。家族会議をしながら一緒に計画を立てれば情報共有も可能だ。

 避難先は市町村が配布している防災マップやホームページなどに情報が載っているので、事前に調べておく。及川さんは日頃から天気のいい日に最寄りの避難先まで「早足」で歩いてみることを勧める。避難にかかる時間を把握できるだけでなく、体力づくりにもなるからだ。

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