14年越しの願いようやく 縄文遺跡群、世界遺産登録へ

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伊勢堂岱遺跡の価値に光を当てようと、地元の子どもたちによるジュニアボランティアガイドの活動も継続的に行われてきた=2018年8月、北秋田市

 「コロナ禍で暗い話題が多い中、待ちに待った知らせ」―。秋田県を含む4道県17遺跡で構成する「北海道・北東北の縄文遺跡群」が26日、世界文化遺産に登録される見通しとなった。登録を目指した2007年から14年越しの努力が実り、県内の関係者は遺跡の価値や魅力が世界的に認められたことへ喜びを表すとともに、7月のユネスコ世界遺産委員会での正式登録に向けて決意を新たにした。

 「まずは一安心だ」。勧告の一報を受け、県教育庁文化財保護室の武藤祐浩室長はほっとした様子で話した。登録に向けた推薦書をまとめるに当たり、担当職員は、縄文遺跡群が他の遺跡に比べ、世界的にどんな意義を持つのかを説明する「比較研究」に力を入れたとし、評価されてうれしいと語る。「正式決定に向け、文化庁などと連携を深めていきたい」と力を込めた。

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