会社敷地のクマ、発見から9時間後に捕獲 大館

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 31日午前9時10分ごろ、秋田県大館市白沢字松原の自動車リサイクル会社敷地内にクマ1頭がいると大館署に通報があった。クマは衰弱した様子で敷地内から出ず、約9時間後の午後6時10分ごろ、市や県の担当者が捕獲した。けが人はいなかった。

 大館市によると、午前9時ごろ、自動車リサイクル会社の従業員が会社周辺を歩き回るクマを発見。クマは衰弱した様子だったため追い払おうとしたところ、会社敷地内に入ってきた。その場にいた従業員ら5人が逃げてフェンスの扉を閉めると、クマは敷地内の物陰に隠れて動かなかったという。

 県の担当者が午後5時20分ごろ現場に到着。吹き矢でクマに麻酔を打ち、3回目でぐったりしたところを、おりに入れて捕獲した。クマは目が見えていない様子で麻酔を打つ際もおとなしかったという。

 市林政課の古川泰幸課長は「クマは痩せて弱り、周囲に危害を与える様子はなかった。捕獲もスムーズだった」と話した。

 周辺に住む会社員男性(39)は「小学生の子どもがいて、学校から注意喚起されている。この辺りはクマがよく出没するので気を付けたい」と話した。

 現場は国道7号線沿いでJR白沢駅から北約4キロ。

 大館市ではこの日、中山字中山沢出口の原野と東字岩ノ下の市道でもそれぞれクマ1頭が目撃された。

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