「伝統つながる」と地元歓迎 西馬音内盆踊りの無観客開催

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毎年大勢の観光客が訪れる羽後町の西馬音内盆踊り=2019年8月
毎年大勢の観光客が訪れる羽後町の西馬音内盆踊り=2019年8月

 秋田県羽後町の西馬音内盆踊り(8月16~18日)は今年、規模を縮小して開催することが決まった。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で中止となったため、地元関係者からは「伝統を受け継ぎ、先祖の供養ができる」と喜びの声が上がった。無観客となるため、町内商工業者への支援が必要とする声もあった。

 盆踊りは先祖供養の思いを込め、代々踊られてきた。西馬音内盆踊保存会で踊り子の代表幹事を務める佐藤幾子さん(71)は「今年は伝統をつなぎ、先祖の供養をすることができるので良かった」とほっとする一方、「無観客とはいえ、県外から見に来る人が本当にいないか心配。どう対策していくか不安な部分もある」と漏らした。

 昨年、長年盆踊りを率いてきた前実行委員長の佐藤良太郎さん(享年83)、前保存会会長の柴田貞一郎さん(享年81)が相次いで亡くなった。保存会副会長で、はやし方の総括をしている和賀正由さん(55)は「2人を敬愛していた。規模は縮小するが、開催して両者の供養ができると思うと、ただただうれしい。天国から見てもらえると思う」と語った。

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