【横手】壇蜜さん、故郷を走る

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 横手市の最終ランナー壇蜜さんは、市民に手を振りながら笑顔でゆっくりと走った。

市民に手を振りながら、笑顔で走る壇密さん


 リレー終了後に開かれたセレモニー「ミニセレブレーション」のあいさつで「しっかり走ることができた。オリンピック・パラリンピック開催に関わることができて、個人的には光栄に思っている」と話した。

 新型コロナウイルス感染症の影響でオリンピックとパラリンピックが1年延期になったことについて「皆さん、いろんな意見を持っていると思う。オリンピックって何だろうと考えるきっかけになったのではないか。どうなるかは将来のことで、ちょっと先のことが分からない風潮だが、しっかりと粛々と前を見て進めていきましょう」と市民に呼び掛けた。

ミニセレブレーション会場で市民に手を振る壇蜜さん


 都内に住む保育士の母、齋藤昌子さん(66)が、昨年亡くなった祖母伊藤隆子さんの写真を掲げて応援に駆け付けた。壇蜜さんは「私が聖火ランナーとして参加することをだれよりも楽しみにしてくれていた祖母が、楽しみにしたまま息を引き取った。90歳だった。天国から祖父と祖母が見守ってくれていると思う」と話した。

 話の途中で突然「みずたたきを食べたい、花見だんごを食べたいな」とぽつり。「そういうことを考えているあたり、私たちはまだまだ負けていられないと思う」と語り掛けた。

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