【美郷町】80歳ヤマダフーズ名誉会長「人生の大きな記念」

お気に入りに登録

 秋田県美郷町の納豆メーカー・ヤマダフーズの取締役名誉会長、山田清繁さん(80)は第4区間第1走者として美郷総合体育館リリオス前から仙南郵便局前までを快走した。県内を走る聖火ランナーの中では数少ない80代だが、力強くトーチをかざして笑顔で駆け抜けた。

80歳の聖火ランナーとして笑顔で駆け抜けた山田さん=8日午後(代表撮影)


 「年を取っても目標を持って挑戦することが大切。皆さんの刺激になればうれしい」。そんな思いでランナーに志願した。選出後は、毎日のように自宅周辺約2キロをジョギング。「自信を持って走り切りたい」と、トーチと同じ重さのバットを持つなどして筋力アップも心掛けた。

 父・清助さんが創業した会社を1982年に継承。ヒット商品の開発、大量生産体制の確立などに取り組み、全国トップクラスのメーカーへと押し上げた。「秋田県民は自分から前に出ていかないが、戦略を持って、もっと積極的に全国に打って出てほしい」と後進にエールを送る。

 64年の東京大会当時は24歳。首都圏などへの販路開拓、それに伴う配送作業に日夜追われていた頃で「(オリンピックは)あまり覚えていない」と笑う。今回は「沿道の子どもたちから大きな声援をもらった。緊張したが、人生の大きな記念になりました」と喜びをかみした。

秋田の最新ニュース