【八郎潟】柳田さん、2度目の聖火ランナー「感無量」

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64年東京五輪と同じコースを走る柳田さん。沿道には旗や横断幕を掲げる地域住民らの姿があった

 「自分の街で2回も走れるなんて感無量」。1972年ミュンヘン五輪のレスリング金メダリストの柳田英明さん(74)は、64年東京五輪に続き2度目のランナーを終え、笑顔で語った。

 青空が広がった9日午前、沿道の住民と記念撮影をしたり声を交わしたりと、和やかな雰囲気の中でスタート。温かい視線で見守る観客の間を駆け抜け、次の走者に聖火を受け渡した。

 前回走ったのは高校2年生の時。国体とインターハイの連続準優勝が評価されて大役を任せられた。当時は歩けないくらいに沿道に人が集まり、たくさんの声援を受けた。「心温まる声援を受け、五輪はすごいんだなと感じた。感動が自分を導いてくれた」。聖火ランナーを務めたことが五輪を目指すきっかけとなった。

 新型コロナウイルスの影響で観客は前回よりも少なかったものの、沿道からの温かい応援に「涙を見せながら見てくれた人もいて、郷土愛を感じた。時代は変わっても五輪はいいなと思った」と話した。

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