聖火リレー見つめた県民 五輪へ期待と疑問、思い交錯

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沿道の観客の応援を受けて走るランナー=9日午前
沿道の観客の応援を受けて走るランナー=9日午前

 秋田県内で8、9日の2日間に180人がつないだ東京五輪聖火リレー。新型コロナウイルス感染症が収束しない中、沿道に人垣ができても、集まった県民は静かに走者を見守った。五輪への見方もさまざまで、開催を熱望する声がある一方、疑問視する声も聞かれた。

 仙北市角館町の藤原堅治さん(72)は沿道でランナーを見守った。「待ちに待った聖火リレーだった。年齢も年齢なので、自分にとって自国での五輪開催はこれが最後になるだろう。だから、新型コロナで不安もあるけれど、五輪を見たい。聖火リレーは開催に向けてムードを高めるいい機会になったのではないか」

 大仙市では、俳優の柳葉敏郎さん(60)が最終ランナーとして出発したJR大曲駅周辺に市民が詰め掛けた。医療機関で看護助手として働く同市の女性(45)は「思わず声を出して応援したくなってしまった。でもみんなが周囲に配慮して、ぐっと気持ちを抑えているのが伝わってきた。誰かを責めるのではなく、一人一人ができることをした上で五輪が開かれたらいいなと思う」と話した。

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