さきがけ政経懇話会:東京五輪の舞台裏

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龍崎孝さん
龍崎孝さん

 秋田さきがけ県北政経懇話会の6月例会が16日、大館市のプラザ杉の子で開かれた。流通経済大学の副学長でスポーツ健康科学部教授の龍崎孝さん(60)が「東京五輪の舞台裏」と題して講演。7月23日開幕の東京五輪について「国際オリンピック委員会(IOC)も日本政府も中止という判断をするのは並大抵ではない状況」とする一方、「菅義偉首相の政権維持に最も効果があるのは中止の決断」と述べた。15日に大仙市の大曲エンパイヤホテルで開かれた県南政経懇話会でも講演した。

 龍崎さんは、IOCの収入の多くを米NBCテレビの放映権料が占め、人気競技の実施時間は米国のゴールデンタイムに調整されていると説明。「IOCは東京大会に850億円を拠出している。五輪が中止になれば、NBCはIOCに放映権料を返せと主張する可能性がある。その場合、東京大会組織委員会はIOCに拠出金を返す契約。IOCに入るはずだった放映権料も、東京側が受け持つこともあり得る。こういう構造も何が何でも開かなければならない状況の一つ」と語った。

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