神室山のキヌガサソウ無残 降ひょうか、湯沢山岳会が確認

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 秋田県湯沢市と山形県との県境にまたがる神室山(かむろさん)(1365メートル)のキヌガサソウ群生地で、茎が折れたり、葉に穴が開いたりしている個体が大量に見つかったことが19日、分かった。湯沢市の湯沢山岳会が確認した。本県内陸南部では14日に降ひょうが確認されており、同会は群生地にも前後してひょうが降ったとみている。

ひょう被害とみられる茎折れなどが確認された神室山のキヌガサソウ群生地(酒樹会長提供)

昨年はかれんな花を咲かせていた(酒樹会長提供)


 キヌガサソウはユリ科の高山植物。日本固有種で主に東日本の雪深い山岳地帯に自生し、6月から7月にかけて直径6~7センチほどの白い花を咲かせる。汚染された土壌に適応しにくく、2002年に県の絶滅危惧種に選定された。

 神室山の群生地は国内屈指の規模で「奇跡の群生地」と呼ばれている。標高約1260メートルの登山道沿いにあり、長さ50メートル、幅3~5メートルほどの範囲で帯状に広がっている。

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