鹿角市の製造業・ジョイタム 女性活躍、従業員の7割超

有料会員向け記事
お気に入りに登録

 半導体製造装置などの組み立て・設計を手掛ける秋田県鹿角市のジョイタム(田村功社長)は製造工程に工夫を加え、専門知識が必要とされる単品受注生産の現場で女性の就労を実現している。自社の4工場で働く従業員約150人のうち女性比率は7割超。一人一人が各種作業に対応できるようにすることで互いの休みを補い合い、育児や介護と仕事を両立しやすい職場づくりを進めている。

 同社は鹿角市内と青森県田舎館村に2工場ずつを構え、各種生産設備向けの制御盤、配線用の電気ハーネスや光通信用ハーネスなどを製造。国内外の工場に出向き、生産設備の組み立てや設置も行う。直近の売上高は13億1500万円。

専門性の課題「分離」で克服


 制御盤などの単品生産は専門技術者が設計図を読み込みながら組み立てるのが一般的だが、同社は読み込みと組み立ての作業を7年ほど前に分離。図面を読み込む設計部門が機器の取り付け位置や接続用電線の長さ・本数などを割り出し、作業指示書を作成する。それに従い電線などを加工して配線するため、工業高校などで専門的に学んでいなくても組み立て作業ができるようにした。

※この記事は「有料会員向け記事」です。有料会員(新聞併読、電子版単独、ウェブコースM、ウェブコースL)への登録が必要です。
(全文 1521 文字 / 残り 1047 文字)

秋田の最新ニュース