「期待していたのに…」 選択的夫婦別姓望む県民ら落胆

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 夫婦別姓を認めない民法と戸籍法の規定が憲法に反するかどうかが争われた家事審判の決定で、最高裁大法廷(裁判長・大谷直人長官)は23日、「合憲」との判断を示した。2015年12月の判決に続き2度目。裁判官15人のうち11人が賛成し、4人は「違憲」とした。最高裁は、夫婦の姓を巡る制度の在り方は「裁判での憲法違反の審査とは次元が異なる。国会で議論、判断されるべきだ」として、立法府の取り組みを促した。

 選択的夫婦別姓を望む県民や研究者は、今回の最高裁決定に落胆した。

 秋田市の三谷葵さん(39)は会社に勤める傍ら、個人でも編集者として活動する。会社では戸籍上の姓で通っているが、個人の活動では旧姓の「三谷」を使う。

 結婚前、東京にいた頃から編集者として経験を積んできた。仕事で関わってきた人たちの中には旧姓で認識している人もいる。「個人の仕事は、『三谷』として働いてきたことの延長。名字が変わるとその蓄積がなくなってしまうような気がして…」

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