秋田市出身の熊谷、東京パラ代表に 男子マラソン視覚障害

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熊谷豊
熊谷豊

 日本パラリンピック委員会(JPC)は2日、8月24日に開幕する陸上東京パラリンピックの日本選手団の1次発表を行い、男子マラソン(視覚障害)代表に秋田市出身の熊谷豊(34)=三井住友海上=が選ばれた。本県関係初の東京パラ代表。

 熊谷は先天性無虹彩による弱視で、視覚障害の中では条件付きで単独走が可能なT12クラスに属する。専用のサングラスをつければ伴走者なしで競技に出場できる。

 日本ブラインドマラソン協会(JBMA)を通し「出場が決まり、とてもうれしい。大会が1年延期されたことで準備期間を長く取ることができ、新たな課題を克服しながら練習に取り組むことができた。メダル獲得に向けて全力で走る」とコメントした。

 城東中2年で陸上部に入り、金足農高では5000メートルや駅伝を走った。高岡法科大(富山県)では全日本大学駅伝対校選手権大会に出場。卒業後からパラ競技に挑戦し、2016年リオデジャネイロ大会のマラソン出場を目指したが、代表を逃した。

 17年に三井住友海上入社。19年の北海道マラソンで2位、福岡国際マラソンでは2時間25分11秒で自己ベストを更新し、東京パラ代表の有力候補に名乗りを挙げた。今年2月には、JBMAからJPCに東京パラ代表として推薦された。

 熊谷が出場する東京パラの男子マラソン(視覚障害)は、大会最終日の9月5日に東京・国立競技場を発着するコースで行われる。

 男子マラソン(視覚障害)には、横手市出身の高橋勇市さん(56)=三菱商事=が、金メダルを獲得した04年アテネ大会から3大会連続で出場している。

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