「文字のない書」並ぶ 佐藤佳奈さん、表参道で作品展

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展示している軸装作品「mill(ミル)」と佐藤さん
展示している軸装作品「mill(ミル)」と佐藤さん

 秋田市の毛筆デザイナー佐藤佳奈さん(43)の作品展「風」が、東京・表参道の「ギャラリーコンセプト21」で開かれている。書展でありながら、会場に並ぶ作品に文字はない。紙や墨は全て書道と同じ物を使い、書の技法を用いて文字以外での表現を模索した。佐藤さんは「文字を少し離れて、作品から自由に意味を感じ取ってほしい」と話している。

 6月に約3週間で書き上げた新作38点を展示している。作品は大きく2種類に分かれる。一つは新型コロナウイルス感染症の世界的な流行を経て、新たな時代へ進んでいく意志を力強い筆遣いで表現した作品群。もう一つは、人々の髪形をモチーフにした作品。コロナで失われた人とのつながりを表し、収束への祈りを込めている。

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