ニュースの「つぼ」:生理の貧困
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「生理の貧困」。経済的な理由や家庭の事情などで、女性がナプキンなどの生理用品を十分に買えないことを指す。その支援の輪が県内で徐々に広がっている。今、なぜ社会問題として注目されているのだろうか。
世界では2010年代から社会問題化している。欧州連合(EU)の移民・難民政策が専門で、ジェンダー平等や性の多様性についても発言している国際教養大助教の堀井里子さん(政治学)によると、発展途上国では困窮により生理用品を買えない女性が多いという。学校に女性用トイレがないといった理由で、生理中に休まざるを得ない生徒もおり、とりわけ若い世代では教育格差にもつながっていると指摘する。
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