オンラインで移住促進、内覧や交流会で支援 由利本荘市

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 新型コロナウイルスの収束が見通せない中、秋田県由利本荘市がオンラインを活用した移住希望者の支援に力を入れている。先月には、移住希望者と地元事業者との交流会や空き家のオンライン内覧を初めて実施。希望者一人一人のニーズを探りながら、移住促進につなげようとしている。

 先月4日。南由利原地区にあるペンション「駒の王子」でオーナーの浅野弘紀さん(81)、勝栄さん(77)夫妻がパソコンに語り掛けていた。

 画面の向こうにいるのは首都圏に住む30代と50代の女性2人。それぞれ由利本荘市で民宿やカフェなどの事業を始めたいと考えている。この日は市移住まるごとサポート課の企画で浅野さん夫妻と交流し、思いを聞いた。

 「お客さまとの出会いが素晴らしい」「大変だけど、やっていて良かった」。浅野さん夫妻が紡ぐ言葉に、2人が大きくうなずく。夫妻はオンライン上で宿泊用の部屋を案内したほか、人気メニューのドライカレーも紹介した。

 「浅野さん夫妻の暮らしがうらやましい」「ペンションに直接行ってみたい」。2人はそう感想を語り、1時間ほどの交流を終えた。移住サポート課の担当者は「夫妻との交流だけではなく、同じ思いを抱く参加者同士の交流にもつながったのではないか」と話す。

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