秋田流の激しい守備、日本代表でも再現 ハピネッツ前田HC

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ベルギーとの強化試合で戦術を伝える前田氏(中央)。手前はラマス監督=今月9日、沖縄市(JBA提供)
ベルギーとの強化試合で戦術を伝える前田氏(中央)。手前はラマス監督=今月9日、沖縄市(JBA提供)

 東京五輪バスケットボール男子の日本代表で、秋田ノーザンハピネッツの前田顕蔵ヘッドコーチ(39)が、フリオ・ラマス監督の右腕として要職を担っている。ハピネッツで力を入れているディフェンスの指導を任されており、「秋田の代表という意識で戦っている。代表には秋田の血が流れていると思って応援してほしい」と力を込める。

 26日に初優勝を狙うスペインとの1次リーグ初戦で、タイムアウトやハーフタイムで選手に指示を出す前田氏の姿があった。チームでの肩書はサポートコーチ兼通訳だが、ラマス監督の信頼は厚く、実質的な「ディフェンスコーチ」を務める。

 前田氏は、常々世界の中での日本の位置を意識してきたという。「国内のどんなスターも、世界に出れば『普通』の選手。個人の能力で戦える代表チームではない」と分析。「(能力で)点が取れないなら、守らないと」

 そんな信念が、ハピネッツでの指導にもにじむ。激しく積極的なディフェンスから組み立てる戦術は、日本が世界で通用するために必要という考えで練り上げてきた。根底には外国籍選手頼みではなく、日本人中心で勝たないと面白くないとの思いもある。

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