「頑張った」「前向いて」 家族や恩師、ナガマツねぎらう

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試合終了後のインタビューで涙をぬぐいながら記者の質問に答える永原選手。右は松本選手=武蔵野の森総合スポーツプラザ(大久保瑠衣撮影)
試合終了後のインタビューで涙をぬぐいながら記者の質問に答える永原選手。右は松本選手=武蔵野の森総合スポーツプラザ(大久保瑠衣撮影)

 うなだれる永原和可那選手、天を仰ぐ松本麻佑選手。東京五輪バドミントン女子ダブルスで金メダルを目指してきた25歳の2人は29日、準々決勝で韓国ペアに競り負け悔しさをあらわにした。それでも、最終ゲームで何度もマッチポイントをしのぎ合うなど1時間を超える激闘は、所属の北都銀行関係者ら多くの秋田県民、古里北海道の家族らの心を揺さぶり、2024年パリ五輪に向けた再スタートを期待する声も聞かれた。

負けを考えていなかった


 「放心状態。負けを考えていなかった。きっと娘も同じで、真っ白になったのでは」。松本選手の父次世志(つよし)さん(56)=札幌市=が、自宅で妻美代子さん(57)と観戦を終えた後の心境を語った。3連勝で突破した1次リーグだったが動きに硬さを感じ、LINE(ライン)で「まだまだ力はこんなもんじゃないだろう」とメッセージを送信。準々決勝前日には「明日は思い切ってやる」と返って来たという。「最後の1点が遠かった」

 高校を出たばかりの2014年春に入行した同期の2人。170センチの永原選手、177センチの松本選手は長身ペアとして注目され、パワフルな攻撃力を武器に世界トップクラスの仲間入りを果たした。

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