秋田港・漁船炎上、過充電で水素ガス滞留 運輸安全委報告書

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 昨年9月に秋田市の秋田港でイカ釣り漁船が炎上し乗組員の男性が死亡した事故について、運輸安全委員会は29日、「停泊中の過充電によりバッテリー室内に水素ガスが滞留し、引火したと考えられる」との事故調査報告書を公表した。

 報告書によると、引火の原因については、目撃者がおらず、損傷も激しかったため特定できなかった。再発防止策として、バッテリーを充電する際は水素ガスが滞留しないよう十分な換気を行うこと、バッテリー室には強制換気装置を備えることが望ましいとしている。

 火災は昨年9月3日午前10時10分ごろに発生。青森県東通村の野牛漁業協同組合に所属する漁船「第十〓宝丸」が炎上し、焼け跡から同村の男性乗組員=当時(58)=が遺体で見つかった。周辺に係留していた船3隻にも延焼した。

※〓は「七」が3つの「き」

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