長崎原爆、きょう投下から76年 午前11時2分に黙とう

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爆心地公園に供えられた千羽鶴=8日午後、長崎市
爆心地公園に供えられた千羽鶴=8日午後、長崎市

 長崎は9日、米軍による原爆投下から76年を迎えた。爆心地に近い長崎市松山町の平和公園で「平和祈念式典」が営まれ、原爆がさく裂した午前11時2分に黙とうが行われる。田上富久市長は平和宣言で、1月に発効した核兵器禁止条約への参加を政府に求める。台風9号の影響で雨風が強まった8日、被爆者らは核廃絶を求めて体験を語り、市民らも静かに犠牲者を悼んだ。

 今年は広島原爆の「黒い雨」訴訟での政府の上告断念を受け、長崎原爆を巡っても国の指定地域外で被害に遭い被爆者と認められずにいる「被爆体験者」への政府対応が注目される。