国内4大会で国旗担当 秋田市出身・吹浦さん「人生は五輪」

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 秋田市出身の吹浦忠正さん(80)=東京都住=は、これまで国内で開かれた夏冬の五輪4大会全てに、国旗の担当者として関わってきた。今回の東京五輪では大会組織委員会国際局のアドバイザーを務め、国立競技場での8日の閉会式を見守った。「前回(1964年)の閉会式を思い出して、少ししんみりした。『人生は五輪だったな』と思った」と語った。
 
 最近の五輪では、2016年リオデジャネイロ大会で中国国旗のデザインを誤ったり、12年ロンドン大会ではナイジェリアとニジェールを取り違えたりと国旗のミスが相次いだ。自身は前回東京の後、72年札幌、98年長野の両冬季大会とも国旗に関するトラブルはゼロ。今回も大きなミスはなかった。

 陸上男子走り高跳びでは、カタールとイタリアの2選手が同記録のままジャンプオフ(優勝決定戦)を選択せず、2人が金メダルを獲得。「一瞬慌てた」というが、3位が2人になるのを想定して準備していたため、それを応用して掲揚台の真ん中にポールを2本立て、両国の国歌を順番に流して掲げた。今大会屈指の感動的な場面を、ミスなく盛り上げた。

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