お盆の秋田駅、帰省客まばら こまち乗車率は2~3割
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お盆の帰省や夏の観光シーズンを迎えているが、全国的に新型コロナウイルスの感染拡大が収まらず、12日は交通機関を利用して秋田県内入りする人の姿はまばらだった。県は11日に独自の感染警戒レベルを県全域で「4」に引き上げた。県外との往来自粛や、県外に住む帰省者らとの会食を避けることを呼び掛けている。
秋田市のJR秋田駅では12日午前10時半ごろ、東京発の秋田新幹線こまち1号が到着。新型コロナ流行前であれば乗客でごった返していたホームも、混雑することはなかった。
JR秋田支社によると、秋田新幹線こまちのお盆期間(6~17日)の利用は、昨年に比べて回復傾向にあるものの、乗車率は20~30%程度にとどまっている。