終戦76年(中)「暮らしと戦争」朗読で 鹿角市・演劇を楽しむ会

有料会員向け記事
お気に入りに登録

 幼い「私」はフリルの付いた赤い防空頭巾をかぶるのが待ち遠しかった。いつもは泣いてしまう空襲警報のサイレンが鳴っても、赤い頭巾のおかげで勇ましい気持ちで避難を始めた。ところが、もう少しで防空壕(ごう)という所で憲兵に見つかった。「この非常時に、そんな真っ赤な派手な頭巾とは、なんということか!」。母親が叱られ私は泣きじゃくった―。

 鹿角市の市民グループ「演劇を楽しむ会」(高木豊平会長)が毎年8月、「戦争と暮らし」をテーマに開く朗読公演。赤い頭巾の女の子の話は、今月28日の公演で朗読する作品のワンシーン。鹿角市の女性の実体験に基づく物語だ。

※この記事は「有料会員向け記事」です。有料会員(新聞併読、電子版単独、ウェブコースM、ウェブコースL)への登録が必要です。
(全文 1376 文字 / 残り 1105 文字)

この連載企画の記事一覧

秋田の最新ニュース