「イヌワシ」つがい206組に 環境省、絶滅危惧で目標値

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絶滅危惧種のイヌワシ(環境省提供)
絶滅危惧種のイヌワシ(環境省提供)

 環境省は19日、絶滅危惧種となっている国の天然記念物「イヌワシ」について、生息するつがい数を全国で206組とすることなどを盛り込んだ全体目標を策定したと発表した。生息地の拡大や保護・増殖の取り組みを各地で促す狙い。

 イヌワシは翼を広げると最大2メートルにもなる大型の猛禽類。北海道から九州の山岳地帯に生息するが、環境破壊によって餌のノウサギやヤマドリが減少したことなどで個体数が減少し、環境省は近い将来絶滅する恐れが強いとしている。

 全体目標を巡る議論は2018年以降、環境省の専門家会合で行われ、このほど正式に決まった。