北斗星(8月20日付)

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 高校生のスポーツの祭典が新型コロナウイルスに振り回されている。北信越で開催されている全国高校総体は感染による出場辞退が相次ぐ。全国高校野球選手権大会でも2校が出場を辞退した。昨年は新型コロナの影響でどちらも中止。2年連続での中止は避けたかったのが主催者の思いだろう。大会運営の困難が察せられる

▼甲子園大会は長雨にもたたられている。順延が繰り返され、日程は大幅に変更された。3日間の休養日は準々決勝翌日の1日だけとなり、当初は25日だった決勝は29日になった

▼本県代表の明桜も降雨の影響を受けている。12日の帯広農(北北海道)との1回戦。四回まで5―0と投打で圧倒した試合はノーゲームとなった。試合はさらに2日順延。3日後の「再試合」も約3時間遅れで始まった

▼一回に先制したが、四回にリードされた。だが五回、3連打で逆転した。先行逃げ切りが必勝パターンだったチームが、劣勢を覆したのは自信になるはずだ

▼22日の2回戦で明徳義塾(高知)と対戦する。優勝経験がある強豪だ。馬淵史郎監督は甲子園通算52勝の百戦錬磨。高知大会決勝ではプロ注目の速球投手を攻略しており、明桜のエース風間球打投手との対決が注目を集めている

▼相手が仕掛けてくる揺さぶりに、風間投手はどう対応するだろうか。力でねじ伏せるのか、緩急をつけて逆に揺さぶるのか。プロを見据える最速157キロ右腕にとって大きな意味を持つ試合となるかもしれない。

明桜の熱戦をお伝えします

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