花輪ばやし 鹿角市で企画展 本質は神事、忘れずに

有料会員向け記事
お気に入りに登録

 「祭りは神事だよ」。花輪ばやしに長く参加している鹿角市歴史民俗資料館の藤井安正館長(65)は、30年前に町内の先輩が残した言葉を忘れずにいる。「神事がおろそかにされ、観光イベント化することを危惧していたのだと思う」と振り返る。

 2年連続で中止になった花輪ばやし。その本質を考える機会にしてもらおうと、同館では29日まで企画展「花輪祭り」を行っている。パネル展示や写真などで祭りの変化を紹介し、失われたものがないか問題提起している。

花輪ばやしの本質を考えようと開催されている企画展。「見せる祭り」に変わっていく1963年のポスターの横に立つ藤井館長

 花輪ばやしは、地域の総鎮守・幸(さきわい)稲荷神社と花輪神明社の合同の例大祭で奉納される祭礼ばやし。例年8月19、20日に行われてきた。

※この記事は「有料会員向け記事」です。有料会員(新聞併読、電子版単独、ウェブコースM、ウェブコースL)への登録が必要です。
(全文 974 文字 / 残り 689 文字)

この連載企画の記事一覧

イベントニュース