酒かす利活用促進へ研究会発足 県醸造試験場と30蔵元

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福禄寿酒造が運営する発酵文化交流拠点「下タ町醸(したまちかも)し室(むろ)ヒコベエ」内のカフェでは毎週火曜日限定で酒かすを使ったうどんなどを提供している=五城目
福禄寿酒造が運営する発酵文化交流拠点「下タ町醸(したまちかも)し室(むろ)ヒコベエ」内のカフェでは毎週火曜日限定で酒かすを使ったうどんなどを提供している=五城目

 秋田県総合食品研究センター・醸造試験場は、県内30酒蔵と連携し、酒かすの利用方法を考える研究会を立ち上げた。酒造りの過程で生じる酒かすの処分に頭を悩ませる酒蔵の課題解決が狙い。県内では既に酒かすを使った料理などを提供している蔵も出ており、酒かすの機能性などの研究を通じ、新たな利活用方法を探っていく考えだ。

 研究会の名称は「酒かす利活用ネットワーク」で今月4日に発足した。醸造試験場の職員が酒造り指導のために各蔵を回る際、蔵人たちから酒かすの処分に困っているという声を多く受けたことがきっかけとなった。醸造試験場が事務局となり、県内酒蔵と月に2回ほどオンラインで酒かすの利活用について意見交換するほか、これまでに報告されていない酒かすの新たな機能性について研究する。

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