由利本荘市で感染者急増 小中高休校、由利組合病院外来休診

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 由利本荘市と秋田県は25日、市内で新型コロナウイルス感染者が急増しているとして、26、27日に市内の全小中学校と県立学校を臨時休校とすることを決めた。週明けの30日から再開する方針だが、感染が続く場合は延長を検討する。由利組合総合病院で職員1人の感染も確認され、病院は25日から外来診療、救急、手術などを一時停止した。

 市教育委員会学校教育課と県教育庁高校教育課によると、休校は小学校13校、中学校10校、高校5校、ゆり支援学校。影響が出る児童生徒は計約7千人。部活動も休止する。

 由利本荘保健所管内では、バーベキュー参加者のクラスター(感染者集団)や、JR羽後本荘駅周辺の飲食店で「面的クラスター」が発生するなど感染者が急激に増えている。19日から25日までに計57人の感染が発表された。

 県教育庁高校教育課は「これ以上の拡大を防ぐため、大事を取って休校を決めた」、市教委学校教育課は「子どもたちの安心安全を第一に考えての判断」とした。

 JA秋田厚生連総務広報課によると、由利組合総合病院は外来、救急、新規の入院受け入れ、手術、リハビリテーション、化学療法、人間ドック、健診を当面の間、一時停止した。薬の処方と人工透析、放射線治療は対応している。

 感染した職員はワクチンを接種していなかった。厚生連総務広報課は「感染状況を把握するため検査を進めている。引き続き感染対策に努め、診療体制に変更があればホームページなどで知らせる」とした。

 由利組合総合病院は病床数606床。

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