南極挑戦の2人、時空超えつなぐ 高橋さん作品、渋谷で展示

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高橋こうたさん
高橋こうたさん

 秋田県由利本荘市出身の写真家高橋こうたさん(35)=千葉県流山市=の作品「80°05’」が、肖像写真をテーマに初開催された公募アワード「Portrait of Japan(POJ)」で入選した。題材としたのは、にかほ市出身で日本初の南極探検隊長・白瀬矗(のぶ)中尉(1861~1946年)と、冒険家の阿部雅龍(まさたつ)さん(38)=秋田市生まれ、潟上市育ち、東京都板橋区住=の2人。高橋さんは「POJの『現代日本の肖像を通して未来を考える』という趣旨に合致したと思う」と語る。

 「80°05’」は、右半分が探検当時の白瀬中尉の肖像写真。左半分が南極の地図を背景にした阿部さんの肖像写真。タイトルは、白瀬隊が1912年1月の南極探検で最後にたどり着いた地点の緯度・南緯80度05分から取った。

 高橋さんと阿部さんは秋田大の同窓で、15年来の友人。阿部さんは白瀬中尉と同じ経路をたどる「白瀬ルート」での南極点到達を目指し、今秋の出発に向けて準備を進めている。高橋さんは阿部さんを題材にした写真集制作のため、昨年11月から阿部さんの元に定期的に通って撮影・編集を続けている。

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