【さきとく】男性の育休取得、権利じゃないの?

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 「育休は取得できたが、希望した期間よりも短くなった。育休は権利じゃないの?」。そんな声が「こちらさきがけ特報班」に寄せられた。2019年度、県内男性の育休取得率は8・8%。全国平均の7・48%は上回っている。しかし県内の女性の取得率は95%で大きな差があるのが現状だ。育休の取得はまだ難しい状況なのか。

 本年度に第1子を出産した県央部の30代女性。出産予定日の数カ月前から夫は育児休業取得の希望を職場に伝えていたが、上司から「難しい」と難色を示された。結果的に取得できたが、当初希望していた期間より短くなった。

 女性は「もやっとした気持ちが残る」と話す。初めての出産の不安を夫も一緒に共有してくれたら心強い。子どもに手のかかる時期は大変だけど、長い人生で見れば限られている。大切な思い出になるであろうその時期を夫と一緒に楽しみたい。そう考えていたが、夫の育休取得には予想を超えるハードルがあった。「早めに伝えたのだから仕事の分担を配慮できないの? 育休は権利じゃないの? 男性も希望通り育休を取得できる社会になってほしい」

 秋田市の会社員男性(24)は、今年第1子が生まれたが、育休は断念した。上司から「今業務から抜けられたら困る」と言われ、評価に響くと思ったからだ。

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