1万本の花、天国の夫と息子へ心を込めて 秋田市太平

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庭近くを走る道路から咲き誇る花々を眺めることができる
庭近くを走る道路から咲き誇る花々を眺めることができる

 秋田市太平で暮らす渡邊多恵子さん(71)の庭には、ベゴニアやセンニチコウ、マリーゴールドなどおよそ1万本の花々が咲き誇っている。「母さん元気にやっているよ」。天国にいる夫と息子に見てもらいたいと、心を込めて世話を続けている。

 渡邊さんが花を育て始めたのはおよそ30年前。子育てが一段落したこともあり、趣味として始めた。2000年に夫の一樹さん(享年51)をがんで亡くしてからは寂しさを埋めるように、花の世話にさらに時間を注いだ。

 長男の祐樹さんは介護施設に勤めていた。ケアマネジャーの資格を取り、若くして施設長となって懸命に働いていた。

 そんな祐樹さんが08年、29歳の若さで自死した。過労死と認定された。

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