県内3港、輸入額68%増 洋上風力部材が押し上げ

会員向け記事
お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します

 秋田船川税関支署がまとめた県内3港(秋田、船川、能代)の2021年上半期(1~6月)の貿易速報によると、輸入額は前年同期比68・8%増の1226億1423万円となり、上半期では1995年の統計開始以来、最高となった。秋田港などに洋上風力発電設備建設用の部材が欧州から輸入された影響で、電気機器の輸入額が前年から17・9倍の162億6097万円となり、全体を押し上げた。

 秋田、能代両港湾区域内では、丸紅など県内外の13社で構成する特別目的会社「秋田洋上風力発電」が洋上風車の建設工事を今年5月から本格的に進めている。秋田船川税関支署は輸入額について「今後、港湾区域だけでなく一般海域でも事業が始まり、部材が運び込まれてくるようになれば、額はますます伸びてくるだろう」としている。

 秋田港には、洋上風車の基礎部分を構成する「モノパイル」(高さ約40~70メートル)や「トランジションピース」(約30メートル)などの巨大な部材が1月から4月にかけて欧州から大量に輸入された。秋田船川税関支署によると、この影響で3月の電気機器の輸入額は前年比75・1倍の91億1100万円、4月は同42・9倍の46億4100万円に跳ね上がった。

※この記事は「会員向け記事」です。電子版への登録が必要です。
(全文 1004 文字 / 残り 492 文字)

秋田の最新ニュース