「もうかる農業」ホップで模索 横手移住の首藤さん

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就農を目指し栽培技術を学ぶ首藤さん

 国内有数のホップ産地でありながら担い手不足に悩む秋田県横手市で、東京都出身の首藤郷さん(41)=横手市在住=が2年後の就農を目指し、先輩農家の下で「研修生」として栽培技術を学んでいる。地域の宝を守ろうと、オリジナルビールの企画、販売も手掛けており、生産だけでなく消費者の手に届くまでホップに携わっていく覚悟だ。

 横手市では減反対策として1971年にホップ栽培がスタート。2017年度の市町村別ホップ生産量で全国一に輝いた。国内ビール産業を支え、今年は栽培開始50周年の節目を迎えた。

 首藤さんは、都会にコメや野菜を直販する株式会社「こめたび」の代表。取引先農家とのやりとりなどで本県を訪れるうち、横手で暮らす人々の温かさに触れ、14年に移住した。現在は、ホップで地域活性化を目指す官民連携組織「よこてホッププロジェクト」のメンバーとして、県内醸造所と連携した地産ホップのオリジナルビール企画に携わっている。

 「こんなに爽やかな風味のビールがあるんだ。通常のビールと全然違う」

 移住後、横手産ホップを使った大手ビールメーカーの商品を初めて口にした時の記憶が、今でも忘れられないという。

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