ピンクモジャ:フェスだけど密じゃない…越谷プレシーズンマッチ

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ピンクモジャのアウェー・ブースター通信(42)


「ハピロスからの回復期」であるプレシーズン。
新選手のお披露目や開幕戦情報で少しずつバスケシーズンへの期待と熱を高めていくのがこの時期ですが、今年は少し違いました。
夏の間、オリンピック・パラリンピックとテレビにくぎ付けになっていたせいか、ロスになる暇もなかったというのが本音です。

そんな中、B2・越谷アルファーズが主催するプレシーズンゲーム「越谷バスケフェス」にハピネッツが参加することになり、会社のハピ仲間とともに観戦してきました。
対戦相手は宇都宮ブレックス。
B2チームの本拠地でB1チーム同士が対戦するという珍しいスタイルです。

平日金曜日の夕方、有給休暇を取ってでも見たかった理由は越谷市出身である保岡選手への花束贈呈セレモニーを一緒に祝いたかったから。
オリンピック新種目、3x3バスケットボール日本代表として活躍した保岡選手。
NHKで我らがリュートの顔が大写しになるたびに誇らしい気持ちでいっぱいでした。
それなのに、体育館までの道に迷い、肝心のセレモニーを見逃した私たち…。
リュート、ごめんね…。
オフィシャルのテーブルに載せられたピンク色の花束を見てそっと謝りました。

どうしちゃったの、その風貌


会場に足を踏み入れるとすでに試合が始まっていました。
積極的に情報をキャッチアップしていなかったせいか、久しぶりに見るメンバーの風貌の変わりように驚く私。

ワンくんの頭がストイックな高校球児のようになっている。

武史、ひげなんか生やしちゃったりして。

あのファンキーな爆発頭は誰だ。川嶋か。

モッパーの小学生の中にものすごいデカいのがいるなと思ったら、新加入のアイバーソン選手でした。

そして久しぶりに見るシゲ。
秋田へ3年ぶりに戻ってきたシゲを見てどんな風に感じるのかドキドキしていたけれど、コートに立つ彼を見て思ったのは「…色、くろっ!」。
よく見たらシゲのみならずみんなバスケ選手とは思えないレベルで日焼けしていました。
出戸浜で走り込みでもしていたのか。
それともノーザンゲートスクエアの屋根がガラス張りになったのか。

チーム情報をほとんど追いかけていなかった自分には分かりませんでした。
どなたか真相をご存じの方がいらしたらそっと教えてください。

好材料はそろっている…はず


試合はまあ、練習試合だからこんなものか、というのが正直な感想です。
タイムアウトは前後半ともに通常より1回ずつ多く、ファウルアウトはなしという変則ルール。
スタッツは不明ですが、もしかしたらデイビスはリバウンドとファウルのダブルダブルを達成していたかもしれません。
そして前田HCが試合後にコメントしていたようにやはりオフェンス力がまだまだ足りない。
開幕まで1か月を切っていることを考えると不安ですが、それでも外国籍選手に当たり負けしていなかったワンくんや前半のポイントリーダーとして活躍を見せたリュートなど好材料はそろっている…はずです。


プレシーズンの受け止め方は難しい。
勝って期待しすぎるのも良くないし、負けたら今季の補強が正しかったのか心がざわつきます。
前田HCの「オフェンスという課題に全員が考えながら取り組んでいる」という言葉を信じて、本シーズンまでのブラッシュアップを期待します。

この日の入場者は約700人。
フード販売なし、チア不在(ただしDJはいた)。
世間を騒がせた密フェスの対極ともいえる、ストイックなバスケフェス。
終盤は点差も開いて、2階席で小さな女の子が叫ぶ「だるまさんがころんだ」にかなりの人が振り向いてしまうというワンシーンも。
でも、久しぶりに見る選手たちは元気そうで、それが本当に嬉しかったのです。


五輪後の注目シーズン、「原点」を思い出して


オリンピック・パラリンピックで脚光を浴びた日本バスケ界。
今シーズンのBリーグは新しいお客さんがたくさん来るでしょう。
秋田発のオリンピアン、保岡も注目されているはずです。
コロナ禍で厳しい状況ではありますが、新鮮な目で会場を訪れる観客に、また見たいと思ってもらえるようなシーズンになってほしいと心から願います。
バスケファン9年目の自分も、初心に帰って新しい楽しみを見つけるつもりです。


思えばbjリーグ時代は、もっと自分はシンプルにバスケを楽しんでいたように思います。
何時間も電車に揺られて向かう、田んぼの中の体育館。
華やかなイベントも賑やかなフードトラックもなくても、選手たちと一緒の空間にいられるだけで何より嬉しかった。
自分の中の「原点」を思い出し、こんなご時世でもスポーツを観られる喜びを、今シーズンは噛み締めていきたいのです。

週末には東北カップが2年ぶりに開催されます。
参加される皆さん、安全に気をつけながら、バスケを間近で観られる喜びを、どうか十分に味わってください。
私も新しいシーズンに向けて始動します。

「ピンクモジャのアウェー・ブースター通信」の過去記事はこちら

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