「菅発言」の軌跡(上) 突如、再質問に答えた日

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 菅義偉首相は16日で就任1年となった。県出身者初の首相は何を目指し、どのように政権運営に当たってきたのか。退任を前に、担当記者がこれまでの発言をたどりながら考える。

首相官邸で記者団の取材に応じる菅首相=昨年10月16日


 「振り返る間もなく早かったというのが率直な感じだ。常に念頭に置いているのは、スピード感を持ってちゅうちょなく実行に移すこと。初心を忘れず、一つ一つ着実に実行していきたい」

 昨年10月16日、首相は官邸で記者団が囲む「ぶら下がり」に応じ、就任1カ月の感想を淡々と語った。「国民のために働く内閣」を掲げた首相らしい発言だった。

 感想を1分程度話すと、すぐにその場を立ち去った。当時は日本学術会議の任命拒否問題が焦点となっており、記者団は質問を次々に投げ掛けたが応じることはなかった。

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