サキホコレ「いい値段」 農家、販売業者から好意的な声

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収穫期を迎え、県内産地で始まっているサキホコレの稲刈り=16日、大仙市
収穫期を迎え、県内産地で始まっているサキホコレの稲刈り=16日、大仙市

 秋田県新品種米「サキホコレ」の2021年産米の買い取り価格が、1等米60キロ当たり1万4600円に決まった。サキホコレは来年度の本格デビューを前に、今秋先行販売される。生産者や販売業者らは「いい値段だと思う」「期待度の高さを感じる」と好意的に捉えた。

 約1・1ヘクタールでサキホコレを栽培する「JA秋田しんせいサキホコレ栽培研究会」の齋藤靖会長(61)=由利本荘市西目町=は「10月上旬にも出荷予定だが、とても順調。どこに出しても恥ずかしくないコメだ」と品質に自信を見せる。米価を取り巻く環境が厳しい中、「サキホコレへの期待の大きさがうかがえる価格になった」と語った。

 今年約50アールで先行作付けする横手市平鹿町の柴田康孝さん(55)は、本年産米の他県の主なブランド米の概算金や買い取り価格の動向を見極めながら、60キロ当たり1万3千円台と予想していたという。買い取り価格決定を受け「全農はよく頑張ってくれた」と評価した。

 秋田市大町で米穀店「平沢商店」を営み、コメの特性や流通に詳しい「五つ星お米マイスター」の平沢敦代表(60)は「他のブランド米と比べても高めの設定。生産者にとってもサキホコレの栽培は初めての経験でプレッシャーもあったと思う。農家の努力が報われる価格といえる」と評価する。

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