羽川剣ばやしの伝統守れるか 継承担う地元小中学校、閉校も

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学校祭で披露された羽川剣ばやし=4日、下浜中学校
学校祭で披露された羽川剣ばやし=4日、下浜中学校

 秋田市下浜の羽川地域には、400年以上前から伝わる伝統芸能「羽川剣(はねかわけん)ばやし」がある。これまで地元の小中学校が継承の場となってきたが、少子化で閉校する学校もあり、関係者からは「伝統が途絶えてしまうのではないか」と不安の声も聞かれる。

 羽川剣ばやしは市無形民俗文化財に指定されている。天正年間(1573~92年)、下浜羽川地区を治めていた羽川小太郎義植(よししげ)が大曲城を攻め落とした際、戦勝を祝ううたげで剣を振って踊り、女性たちに銀の扇子を与えて舞わせたことが起源とされている。

 その伝統は、学校現場で子どもたちに受け継がれてきた。下浜中では1980年代から、保存会のメンバーが生徒に舞やおはやしを教えている。本年度は総合的な学習の時間を使って計11回稽古を重ねた。下浜小学校では保存会と中学生による指導が行われている。

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