狩猟免許持つ画家、阿仁で個展 山・クマ・人の関わり描く

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永沢さんが山とクマ、人の関わりをテーマに描いた新作「山景を纏う者」
永沢さんが山とクマ、人の関わりをテーマに描いた新作「山景を纏う者」

 山とクマ、人の関わりをテーマにした絵画の展覧会が秋田県北秋田市阿仁水無の阿仁公民館で開かれている。作者は横手市山内の画家、永沢碧衣(あおい)さん(26)。自らも山に入って狩猟をし、マタギと語らう中で感じ考えたことを描いた。来月24日まで5点を展示している。

 広葉樹と針葉樹が入り交じる山並み。目を凝らすと、さまざまな動きをするクマたちの姿が浮かぶ。永沢さんの新作「山景を纏(まと)う者」だ。高さ1メートル82、幅6メートル37。8月から1カ月半かけ、アクリル絵の具や岩絵の具など複数の画材を使う「ミクストメディア(混合技法)」によって描いた。

 この作品は、北秋田市阿仁打当のマタギのシカリ(頭領)である鈴木英雄さんから話を聞く中で生まれた。「人を怖がり、広葉樹が茂る奥山にすむクマがいる。一方その子や孫の世代になると、人工のスギ林が茂る里山近くにすみ、苦労せず食べ物が手に入ることを覚えて人を恐れないクマがいる。そう教えてもらいました」。そんなクマたちの関係性を表現した。

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