「猫寺」蚶満寺の人気じわり 参拝客、11匹に癒やされる

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秋田県にかほ市象潟町にある蚶満寺には、11匹の猫がいる。境内を歩くと足元にすり寄ってきたり、石段で日なたぼっこをしていたり。俳人・松尾芭蕉(1644~94年)が「おくのほそ道」の旅で訪れた地として広く知られるが、かわいらしい猫たちに会える「猫寺」としても話題を呼んでいる。

拝観受付所の窓口でくつろぐ(左から)コジロウ、ジロウ、ムサシ(竹内さん提供)


 8月1日朝、約10年にわたり蚶満寺のボランティア案内人を務める竹内賢さん(83)=同市象潟町=が、拝観受付所の窓口にごろんと寝そべる猫たちを見つけ、カメラに収めた。毎日のように足を運んでいるが、この場所に3匹並ぶ姿は初めて見るという。

 住職の熊谷右忍さん(57)によると、写真の猫はコジロウ、ジロウ、ムサシの3匹。例年であれば拝観受付所には受付スタッフがおり、猫たちはスタッフや観光客らからもらえるおやつを楽しみに、周辺をうろうろしていたという。

蚶満寺の熊谷住職(手前)と妻の有生さん


 現在世話しているのは11匹。ほとんどが境内に捨てられていた猫たちだ。いずれも避妊去勢手術を行い、熊谷住職と妻の有生さん(51)が家族の一員として大切に育てている。熊谷住職は「猫たちを見ていると心が和み、優しい気持ちになります。夫婦の共通の話題が増えるので、円満に過ごせますね」と笑う。

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