360度VR映像で旧関善酒店の魅力発信 鹿角市

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 秋田県鹿角市花輪の国登録有形文化財・旧関善酒店の魅力を伝えようと、大館市のウェブ制作会社「スリー」が建物内を360度見渡せる仮想現実(VR)映像をボランティアで制作している。新型コロナウイルス感染拡大で直接足を運べない人に、建物内にいる雰囲気をオンラインで楽しんでもらおうと企画した。22日に撮影が行われ、来月中旬の公開を予定している。

スリーの奥村さん(左)と大館市地域おこし協力隊の三澤さん


 スリーは2019年に埼玉県出身の奥村裕之さん(32)が立ち上げた。地域連携DMO(観光地域づくり法人)などの依頼を受け、これまでに観光交流施設「秋田犬の里」(大館市)や芝居小屋「康楽館」(小坂町)など県内7カ所で建物内を見渡せる映像を制作した。鹿角市内の施設は今回が初めて。

中央部に広い吹き抜けがある母屋1階を撮影する奥村さん(左)と三澤さん


 22日は午前9時ごろから、大館市地域おこし協力隊員の三澤雄太さん(32)の協力を得て建物内部や代々の当主の生活道具といった展示品を丁寧に撮影した。

 この後、10月上旬に話し手を別の場所で撮影し、建物の映像と組み合わせる。VR映像の中にいる人をタップすると、建物の特徴などの解説が聞ける仕組みになるという。完成した映像は鹿角市に寄贈する予定だ。

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