ダニエル・クレイグ「本作で最後だよ」 ラミ・マレックとの2ショットインタビュー映像

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映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(10月1日公開)(C)Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.All Rights Reserved.
映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(10月1日公開)(C)Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.All Rights Reserved.

 007シリーズ最新作、さらに“ダニエルボンド”最後の作品となる映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(10月1日公開)。このたび、ダニエル・クレイグ本人がはっきりと「本作で最後だよ」と語る、ラミ・マレックとの2ショットインタビュー映像が公開された。

【動画】ダニエル・クレイグ&ラミ・マレック、インタビュー映像

 『007/カジノ・ロワイヤル』(2006年)で誰もが知る世界的なヒーローを演じるプレッシャーをはねのけ、シリーズ最高興収を叩き出し、さらにその記録を『007 スカイフォール』(12年)で自ら更新。そしてついにボンド引退を表明したダニエル・クレイグ。その壮大かつエモーショナルなフィナーレに大きな期待が寄せられている。

■ダニエル・クレイグ「これが本当に最後の出演」

 本作への出演に対し「ああ、本当に最後だ。おそらくね。冗談だ。本作で最後だよ」と語るのは、2006年に公開した『007/カジノ・ロワイヤル』 から本作まで、5作にわたってジェームズ・ボンドを演じたダニエル・クレイグ。

 彼の俳優としての長いキャリアの中で、「007」シリーズに出演したことでどんな影響があったのだろうか。「話すと長くなる。とてもじゃないが時間が足りないよ。あまりにも(影響が)大きくて言葉にできない。人生そのものも、キャリアに関する何もかもが一変した作品だ」と一言では表せない深い思いがあると語る。

■最後の敵であり最凶の悪となる、サフィン

 ダニエル演じるボンドの前に立ち塞がるのは、シリーズ史上最も危険でミステリアスな男・サフィンだ。完璧な頭脳と狂気を併せ持ち、人類の破滅を狙いながら己を絶対の正義と信じて疑わない、「悪」をも超越した存在。この難役を演じたラミ・マレックはサフィンについて、「底意地が悪く、悪意に満ちている。自分のしていることを極めてポジティブに捉えている。だからこそ二人は激しく対立するんだと思う」と説明する。

 本作でボンドに真っ向から対峙する敵を演じるラミ。そのプレッシャーについて聞かれると「アカデミー賞受賞(『ボヘミアン・ラプソディ』(18年)にて主演男優賞受賞)も尋常じゃなかったが、この役のオファーを受けた時も本当に特別な瞬間だった」と振り返る。「俳優にとって夢でしかないような機会だ。一瞬思ったよ。“まだ若いけどこのあと引退するかも”ってね」と、「俳優ならだれもが夢見る仕事だ」とプレッシャーをも上回る喜びがあったことを語った。

■ラミ「初めて現れた時の、ダニエルの武器の持ち方にやられた」/ダニエル「想像を超えたすばらしさだった」

 お互いの印象を問われるとまずラミが「僕はダニエルを前にしても気後れしないように、十分準備したつもりだったけど、初めて現れた時の、ダニエルの武器の持ち方にやられた。そのパワーたるや、もう…」と、本当にMI6工作員が目の前を歩いていると思ったことをうれしそうに語る。「あまりのオーラに最初のせりふが出てこなかった。(気迫に圧された?)イエス! だって、ビビらない俳優はいない。ボンドを何年も演じたこの人物を前にしたら、俳優ではなくたって及び腰になるはずだよ。克服できたと思いたい」と前のめり気味で話すと、終始照れるように微笑んでいたダニエルは、「気づかなかった。すばらしかったよ。(平静を装っていたというラミに)すっかり騙されたよ。ラミは真剣そのものでプロに徹していた。想像を超えたすばらしさだった。ラミが役になり切っているおかげで、その場にいるだけで自然にリアクションできる」と返し、「光栄だな。ありがとう」「とんでもない」とお互いを称える一幕も。

■ダニエルのトレーニングについて「この話してもいいかな?」

 本作でボンドは、陸・海・空で激しいアクションを繰り広げるが、ダニエルは撮影について「歳をとって全てが昔より大変だよ(笑)」と笑う。「私の(出演した)『007』は1作目から膨大なアクションが特徴だ。本作でもそれは同じ。幸運にも最高の人材が集まり、用心を重ねて計画している」と製作スタッフに敬意を示す。

 トレーニングについては「1年ほどしたよ」と明かす。すると横からラミが「この話してもいいのかな?」と会話に入り、「1作目を始めた頃は数ヶ月で済んだそうだ。今はもう少しかかるって」と、撮影中に聞いたネタを披露。「昔は6ヶ月もあればすごくいい体に仕上がった。歳をとって期間が長くなった。でもそれだけの価値はある」と話すダニエルに「全然変わってない」とラミがすかさずフォローを入れる。

■悪役を演じるということ

 前作から続投しているキャストが多くいる中で、本シリーズに初参加を果たしたラミは悪役を演じることについて「自分では役不足だと思う時もあった」と明かす。そんなラミにダニエルは「サフィンは撮影しながらみんなで作っていった。ラミは驚くほどオープンで、こちらが打てば打つほど響く。徐々に固めていった感じだ」と助け舟を出す。

 「サフィンという役について僕なりに解釈していたけど、毎晩撮影を振り返って、情報を整理して、サフィンの人物像に落とし込んだ。幸いだったのは一人ではなかったことだ。ダニエル、監督のキャリー(・ジョージ・フクナガ)、製作のバーバラ(・ブロッコリ)とマイケル(・G・ウィルソン)、大先輩たちがついていた。絶対に大丈夫だと思えたし、実際にうまくいった」と、本作を支える最高のチームワークに支えられたことを語った。

■最新作は“愛”についての物語
 最後に、観客へメッセージを依頼されるとダニエルは「究極的には“愛”についての物語だ。本作はそういう作品だ」と初めて本作の内容に触れ、言葉少なめに締めくくった。

 9月27日(月)には日本向けバーチャルイベントにも出演予定のダニエル・クレイグとラミ・マレック。さらに何を語るのか!?

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