WTO、日中の係争でパネル設置 ステンレス製品巡り

お気に入りに登録

 【ジュネーブ共同】世界貿易機関(WTO)の紛争処理機関(DSB)は27日、日本製ステンレス製品に中国が反ダンピング(不当廉売)関税を課しているのは不当として日本が中国をWTOに提訴した案件で、裁判の「一審」に相当する紛争処理小委員会(パネル)の設置を決定した。

 日中の協議が不調に終わったことを受け、日本側が8月のDSB会合でパネル設置を要求したが、中国が拒否。2回目の要求では日本を含む全加盟国が反対しない限り、設置されるとの規定に沿って今回、承認された。

 今後、パネルを構成する3人の通商問題専門家を選出後、原則として半年以内に結論となる報告が出る。