【さきとく】まるでプラごみの「地層」 出戸浜、漂着物が堆積?専門家も関心

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砂浜の断面に露出したプラスチックごみ。古びた破片が地層のように堆積している=10月4日、潟上市天王

 秋田県潟上市天王の出戸浜で定期的にごみ拾いをしている女性(67)から「こちらさきがけ特報班」へ写真が寄せられた。「びっくりです」と評す1枚に写っていたのは、砂浜の断面に露出したプラスチックごみの層。まるで現代の海洋プラスチックごみ問題を風刺しているかのような光景だ。女性に案内してもらい、現地を歩いた。

 女性は夫の実家がある大館市に住んでいたが、海のそばで暮らしたいとの理由で2016年に出戸浜近くへ移り住んだ。海岸に散乱するプラごみの多さが目に付き、残念に感じたという。

 もともと環境問題への関心が高かった。「嘆いているよりできることを」と考え、天気の良い日に散歩がてらごみを拾う「クリーン散歩」を18年から始めた。週2回ほどのペースで続けている。

 プラごみ層の存在は昨年秋に初めて気付いた。その後は目にしなかったが、先月下旬に再び確認できたため「さきとく」へ情報を寄せてくれたという。

 記者は今月4日、女性の「クリーン散歩」に同行した。出戸浜海水浴場から北側の浜辺。波打ち際近くに侵食されたような段差があり、断面の中ほどに色とりどりのプラごみが埋まっていた。地面からの高さは約20㎝。露出しているプラごみ層の延長は20㍍余りあった。

プラごみの層は地面から約20㌢の高さにある。記者が訪れた日は、延長20㍍余りにわたり露出していた

 プラごみ層はどのようにしてできたのか。また、各地で見られるものなのか。

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