バイオマス原料試験栽培、東北電力 秋田火力構内で3種類

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東北電が栽培している植物の畑。左の背が高い植物がソルガム、右がエリアンサス=1日、秋田市飯島の秋田火力発電所構内
東北電が栽培している植物の畑。左の背が高い植物がソルガム、右がエリアンサス=1日、秋田市飯島の秋田火力発電所構内

 東北電力は秋田市飯島の秋田火力発電所構内で、バイオマス燃料「ブラックペレット」の原料となる植物の試験栽培に取り組んでいる。ブラックペレットは火力発電所で石炭と混ぜて燃やす「混焼」に利用でき、発電時の二酸化炭素(CO2)排出量の削減効果が期待できるという。脱炭素社会への対応を目指す取り組みの一環で、早ければ来年度にも、能代火力発電所での混焼の実証事業に活用したい考えだ。

 栽培している植物は、いずれもイネ科のソルガム、ジャイアントミスカンサス、エリアンサスの3種類。秋田火力構内にある約1600平方メートルの遊休地を畑に整備し、7月に計約700本分の苗や種を植えた。ソルガムは今月中に、ほか2種類は12月と来年2月に収穫する予定。

 収穫後は、加熱して半炭化させ、ブラックペレットに加工する。東北電によると、ブラックペレットは通常の木質ペレットより発熱量が10%ほど高く、使用量が少なくて済む。石炭にブラックペレットを10%混焼した場合、年間約30万トンのCO2が削減できるという。

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