衆院選・候補者の横顔:秋田1区・寺田学候補(立民・前) 育児経験し視野広がる

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寺田学候補

 2003年、当時全国最年少の27歳で衆院選に初当選した。「政策決定の場にもっと若者が必要だ」との思いはその時から変わっていない。小選挙区出馬は14年以来。全国に先んじて少子高齢化が進む秋田から「世代交代」と訴える。

 政治の道を歩み、挫折も経験した。旧民主党政権で首相補佐官を務めていた12年に衆院選で初の落選。「要職に就いている自負が強かった」とし、「有権者とのコミュニケーションがかみ合わず、独り善がりの選挙だった。落選は自業自得」と振り返る。

 失意の中、13年に長男が誕生。主夫として過ごす約2年間に自身を見詰め直した。「子どもを育てることで、感性や視野が大きく変わった」

 19年には妻静氏が参院選で初当選。夫婦で国会議員の責務を担うため家事の分担が一層欠かせなくなった。自身は洗濯や掃除など料理以外を主に担当している。

 こうした経験から、世代交代への思いが強まった。「育児も介護も家事も全部、奥さんにやらせて、自分は働くだけという人たちが政策を決めていないか。今の政治には将来に対する展望や責任が圧倒的に不足している」と批判する。

 新型コロナ下で、音楽業界など影響が見えにくい人々への支援の必要性を主張してきた。衆院選では若者の働く場づくりや農業の後継者支援など、日本を引っ張っていく世代への施策充実を強調する。

 小学2年の長男は政治や選挙に興味を持ち始めた。今回の出馬に「頑張ってね」と応援してくれたという。「プレッシャーをすごく感じる」と苦笑いを見せる。

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